UL Japan

株式会社UL Japanは、三重県伊勢市に本社を構える、世界的な第三者安全科学機関であるULの日本法人です。ULは、1世紀以上にわたり、製品の安全性に関する試験や認証を提供しており、UL Japanはそのグローバルネットワークの一員として、日本国内で事業を展開しています。

主な事業内容

UL Japanは、製品安全、医療機器関連、環境の3つの主要分野で、多岐にわたるサービスを提供しています。

製品安全 (Product Safety):
UL安全試験・認証: 北米のULマーク認証だけでなく、日本の電気用品安全法に基づくSマーク認証など、各国の安全規格に対応した試験・認証サービスを提供します。
世界の認証提供: 欧州、中国など、グローバル市場向けの製品認証を支援します。
工場検査: 製品の品質を確保するための工場検査サービスを提供します。
EMC/無線試験: 電磁両立性(EMC)試験や無線機器に関する試験を実施します。
認証/適合証明: 各種製品の認証取得や適合証明をサポートします。
性能試験: 製品の性能を評価するための試験サービスを提供します。
各種検査・検証: 製品の安全性や品質に関する様々な検査・検証サービスを提供します。

ライフ&ヘルス (Life & Health):
医療機器関連の製品安全・EMC試験: 医療機器の安全性を評価するための試験を提供します。
品質マネジメントシステム認証: 医療機器製造業向けの品質マネジメントシステム認証を提供します。
ユーザビリティ・HFE関連サービス: 医療機器の使いやすさや人間工学に関する評価サービスを提供します。
FDA申請サポート: アメリカ食品医薬品局(FDA)への申請をサポートします。
FDA査察対応オンライントレーニング: FDAの査察に対応するためのトレーニングプログラムを提供します。

環境 (Environment):
環境表示検証: 製品の環境表示に関する検証サービスを提供します。
サステイナブル製品認証: 環境に配慮した製品に対する認証を提供します。
Indoor Air Quality 試験・認証: 室内空気質に関する試験・認証サービスを提供します。
GREENGUARD認証: 化学物質の排出量が少ない製品に対するGREENGUARD認証を提供します。

その他、各種セミナーの開催や情報提供も行っています。

主要事業所

UL Japanは、以下の主要事業所を拠点に事業を展開しています。

本社: 三重県伊勢市
東京本社: 東京都千代田区
安全試験所: 三重県伊勢市
EMC試験所: 三重県伊勢市、三重県伊勢市横輪町、神奈川県平塚市、千葉県香取市
オートモーティブ テクノロジー センター: 愛知県みよし市

沿革

UL Japanは、以下の歴史を経て、現在の体制となりました。

1980年: 株式会社エーペックス・インターナショナルが設立。
2003年: 株式会社ユーエル日本と株式会社エーペックス・インターナショナルが合併し、株式会社ユーエルエーペックス設立。
2005年: 東京本社を開設。
2007年: 社名を株式会社UL Japanに変更。
2009年: 湘南EMC試験所を開所。
2010年: 伊勢本社敷地内にPV試験所を開所。
2011年: 横浜事業所と東京本社を統合し、丸の内トラストタワーへ移転。
2013年: 株式会社イーエムシー鹿島を連結子会社化し、株式会社UL鹿島とする。
2014年: 株式会社島津テクノリサーチと合弁会社である株式会社UL島津ラボラトリーを設立。
2017年: オートモーティブ テクノロジー センターを開設。

主要関係会社

UL Japanは、以下の関係会社と連携して事業を展開しています。

UL (UL LLC)
UL ASG Japan
UL鹿島
UL島津ラボラトリー

UL Japanは、グローバルな視点と専門知識を活かし、製品の安全性と品質向上に貢献しています。企業の国際的な市場展開を強力にサポートする、信頼できるパートナーです。

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